1. 88PEAKSのコンセプトとロケーション

標高1,000mを超える高地ならではの澄んだ空気が、訪れる人を迎えてくれます。
山梨県・清里の美しい白樺林に囲まれた「88PEAKS」。ここは、単なる「サウナが併設された施設」ではありません。オーナーのサウナへの愛と、八ヶ岳の自然への敬意が細部まで宿った、プライベート・リトリートのような聖域です。
最大の魅力は、その「完全貸切」という贅沢さにあります。不特定多数の人が出入りする公共のサウナとは違い、自分たちだけのペースで蒸気と向き合い、自然の音に耳を傾けることができる。標高1,000mを超える高地ならではの澄んだ空気は、深く呼吸をするたびに肺の中から浄化されていくような感覚を覚えます。
受付から一歩足を踏み入れれば、そこには日常の喧騒を完全に遮断した別世界が広がっています。フカフカのタオルやガウン、厳選されたアメニティ、そしてオーナーさんの温かいホスピタリティ。初心者からベテランサウナーまで、訪れる人すべてを「特別なゲスト」として迎えてくれる安心感が、ここにはあります。行くたびに新しいトイレや受付が整備されるなど、常にアップデートされ続けている点も、リピーターを惹きつけて止まない理由の一つです。
2. 【サウナ】特注薪ストーブの圧倒的な熱

圧倒的な熱量と柔らかい熱気を生み出す、こだわりの特注薪ストーブ。
サウナ室の重厚なドアを開けた瞬間、まず目に飛び込んでくるのは中央に鎮座する巨大な薪ストーブです。これは長野県の「ケンズメタルワーク」による特注品で、部屋のサイズに対してオーバースペックとも思えるほどの驚異的なパワーを秘めています。
薪が爆ぜるパチパチという音をBGMに、室温は90度から100度、コンディションによってはそれ以上の熱気が室内に満ちていきます。しかし、不思議と息苦しさは感じません。塗り壁などの天然素材を用いた建材にもこだわりがあり、熱が非常に柔らかく、それでいて体の芯までじっくりと浸透してくるような、上質な熱気なのです。
座面は二段構成になっており、最上段でストレートな熱を楽しむもよし、広々としたスペースを活かして寝転んで楽しむ「寝サウナ」も可能です。薪ストーブから漏れる火の揺らぎを眺めながら、重力から解放されて滝のような汗を流す時間は、至福という言葉以外に見つかりません。
3. 進化し続けるロウリュ・オプション
88PEAKSを語る上で絶対に外せないのが、そのロウリュのバリエーションと「質」の高さです。特注ストーブの上部には大量のサウナストーンが積まれており、その中心には水を効率よく、かつ細やかな蒸気に変えるための独自の受け皿が仕込まれています。
特におすすめしたいのが、1番人気のオプション「CBDロウリュ(880円)」です。厳選されたCBDオイルを垂らした瞬間、麻の甘く深い香りが室内に広がり、通常よりもさらに一段深いリラックス状態へと誘ってくれます。私の実体験としても、これを体験した後の「ととのい」は、脳が溶けるような感覚になるほど別格でした。
また、お香を焚いて「禅」の世界観を楽しむメディテーションサウナ(550円)や、夏限定の「冷やしロウリュ」など、訪れるたびに新しい発見があるのも素晴らしい点です。現在は複数種類のアロマから選べるようになっており、その日の気分や体調に合わせた「香りのパーソナライズ」が、没入感をさらに高めてくれます。
4. 【水風呂】八ヶ岳の天然水という至福の羽衣
サウナ室で極限まで蒸された身体が次に求めるもの。それは、88PEAKSが誇る「八ヶ岳の天然水」を贅沢に使用した露天水風呂です。ここの水風呂を語る上で欠かせないのは、その圧倒的な「水の質」です。ただ冷たいだけではなく、肌を刺すような刺激が極めて少ない。まるで柔らかなシルクの羽衣に包まれているような、天然水特有のまろやかさが全身を包み込みます。
私が2023年の4月に訪れた際、水温は驚愕の「シングル(8度)」を記録していました。一般的には痛みを伴うほどの冷たさですが、88PEAKSの天然水は不思議とずっと入っていられるような包容力があります。一瞬で全身の毛穴が引き締まり、脳に酸素が突き抜けるような感覚。これこそが、標高1,000mを超える高地でしか味わえない「聖地の洗礼」と言えるでしょう。
一方で、真夏の8月に再訪した際の水温は体感で14度前後。キンキンとした冷たさは健在ながら、夏の日差しを浴びた火照った身体には、これ以上ないご馳走となります。四季折々で変化する水温こそが、自然と一体化するアウトドアサウナの醍醐味です。
また、水風呂のすぐ隣には**木製の大きな温浴槽**が用意されているのも、心憎い演出です。特に冬場や春先の寒い時期、冷え切った身体をこの温かいお湯に沈める「温冷交代浴」を挟むことで、ととのいの波がより一層深く、長く押し寄せてくるのを実感できます。水風呂と温浴を交互に楽しむことで、血流が全身を駆け巡る感覚は、まさに生命の躍動そのものです。
5. 【外気浴】五感を研ぎ澄ます、八ヶ岳の風と静寂

夜の部はライティングが美しく、星空を見上げながら「無」の境地に浸れます。
水風呂から上がり、専用の厚手でフカフカなガウンを羽織ってウッドデッキへ足を進めると、そこには私が「日本一」と確信した外気浴スペースが広がっています。広々としたデッキには、サウナー垂涎の**インフィニティチェアが6脚、さらにフルフラットになれる贅沢なデッキチェアが3脚**も配置されています。これほどの設備を、貸切で独占できる贅沢は他に類を見ません。
椅子に深く身を沈め、リクライニングを倒して空を見上げると、視界を遮るものは何もありません。八ヶ岳の澄み渡る青空、そして白樺の枝葉が風に揺れる様が、まるで一枚の絵画のように眼前に広がります。風がそよぐたびに、どこからか聞こえてくる海外製の風鈴の音色がチリンと心地よく響き、その微かな音が脳内の雑念を一つずつ消し去ってくれます。
2024年の3月に訪れた際は、足元にまだ雪が残っていました。そんな静寂の銀世界の中で、サウナで熱を帯びた身体を雪国の風にさらす。デッキに大の字になって寝転び、冷たい空気と太陽の光を全身で受け止める瞬間、私は「今、世界で一番幸せなのは自分ではないか」と本気で思いました。
夜の部の外気浴もまた、筆舌に尽くしがたい魅力があります。計算された温かいライティングがデッキを優しく照らし、昼間とは全く異なる幻想的な雰囲気を醸し出します。真っ暗な空に散りばめられた星々を眺めながら、自分の呼吸音だけが聞こえる静寂。深いととのいの先にある「無」の境地に、ごく自然に辿り着くことができるのです。
6. 【宿泊】「サウナ×泊まる」がもたらす究極のディープリラックス

サウナ後の極上のリラックス状態をそのままに、深い眠りへと誘うプライベート空間。
88PEAKSを訪れるなら、日帰りだけではもったいない。そう断言できる理由が、併設されている**一棟貸しのゲストハウス**にあります。木の温もりがふんだんに感じられるこのロッジは、サウナ後の究極のリラックス状態をそのまま夜まで引き継ぐための、最高の基地となります。
一棟貸しのプライベートな空間は、友人グループや家族で気兼ねなく過ごすのに最適です。サウナで徹底的にリセットされた後の身体で、清潔で心地よいベッドに沈み込む多幸感。それは、日常の疲れをただ癒すだけでなく、自分自身を再起動させるような、深く質の高い睡眠をもたらしてくれます。
また、オーナーさんのこだわりは宿泊設備にも行き届いています。行くたびにトイレや受付、パウダールームなどがより洗練されたデザインへとアップデートされており、清潔感は常にパーフェクトです。シャンプーや化粧水などのアメニティも、サウナ後のデリケートな肌を労わる高品質なものが揃っており、女性ゲストにとっても非の打ち所がないホスピタリティが提供されています。
「月一で通いたい」と願わずにはいられない、この圧倒的な居心地の良さ。サウナに入り、ととのい、そしてそのまま眠りにつく。この「サウナ×宿泊」のコンビネーションこそが、88PEAKSにおける最も贅沢で、最も効果的な「自分へのご褒美」なのです。
7. 【サ飯】八ヶ岳の至宝。ヴィラ・アフガンのカレーという「人生最高の食体験」
サウナ、水風呂、外気浴。この「ととのい」の三位一体を経て、五感が極限まで研ぎ澄まされた身体が次に求めるもの。それは、88PEAKSからほど近い大泉の森に佇むカレーの名店「ヴィラ・アフガン」の逸品です。
ここは、全国からカレー好きが詰めかける伝説的なお店。重厚な扉を開け、スパイスの香りが立ち込める店内に足を踏み入れた瞬間、サウナでリセットされた脳が再び激しく揺さぶられます。私が過去に訪れた際、ここで味わった一皿は「人生で一番美味しかった」と確信できるほど衝撃的なものでした。
特におすすめしたいのが、看板メニューの「ショルダーベーコンとエッグのカレー」です。サウナ後の身体が求めてやまない塩分とエネルギーを、これ以上ない形で補給してくれます。長時間煮込まれた欧風ベースのルーは、深みのある甘みの後に、力強いスパイスの刺激が追いかけてくる二段構え。そこに、これでもかと厚切りにされた自家製ベーコンの旨みが溶け出し、一口ごとに多幸感が全身を駆け巡ります。

五感が研ぎ澄まされた身体に染み渡る、人生最高のカレー体験。
88PEAKSでの究極のデトックスを経て、このアフガンのカレーを胃に流し込む。この一連の流れこそが、八ヶ岳サウナ旅における「完成形」と言っても過言ではありません。オーナーさんとの縁や、地元で愛される本物の味に触れる体験は、単なる食事を超えて、旅の記憶に深く刻まれる特別な時間になるはずです。
さらに、88PEAKSの魅力は周辺の既存店だけにとどまりません。私は過去に、施設で開催されたイベントで料理を担当していた名店を訪れる機会もありましたが、そこで味わった料理は「人生で一番美味しかった」と確信できるほどのものでした。オーナーさんやスタッフさんの繋がりから生まれる、こうした「本物の食体験」との出会いも、88PEAKSという場所が単なるサウナ施設を超えて、一つのコミュニティや文化の発信地であることを物語っています。
8. 【2026年最新ガイド】88PEAKSを賢く予約・利用するためのコツ
2026年現在の最新情報を踏まえ、初めて訪れる方やリピートを検討している方のための利用ガイドをまとめました。人気が加熱し続けている聖地だからこそ、事前の準備が重要です。
予約のタイミングと料金体系
88PEAKSは完全貸切制のため、土日祝日や連休は数ヶ月先まで予約が埋まることも珍しくありません。公式サイトの予約カレンダーをこまめにチェックすることをお勧めします。料金は1名での利用は11,000円からですが、4名以上のグループで利用すれば1人あたり5,500円と、非常にリーズナブルに楽しむことが可能です。
季節ごとの楽しみ方
- 春(4月〜5月):残雪と芽吹きの季節。シングル(8度前後)の強烈な水風呂を体験できる通好みのシーズン。
- 夏(7月〜8月):避暑地としての真骨頂。外気浴での爽やかな風と、限定の冷やしロウリュが魅力。
- 秋(10月〜11月):紅葉に包まれるウッドデッキ。空気が澄み渡り、星空の美しさが際立ちます。
- 冬(1月〜3月):銀世界のサウナ。雪の上に大の字になってととのう、究極のアウトドア体験。
持ち物とアメニティ
アメニティは非常に充実しており、ガウンやフカフカのタオルも完備されています。ただし、水着の着用は必須ですので忘れずに持参しましょう。また、八ヶ岳の強い日差しや冬の寒さに備え、外気浴中に羽織れるものが一枚あるとより快適に過ごせます。
88PEAKS(山梨・貸切サウナ)に関するよくある質問
- Q:山梨で人気の貸切サウナですが、予約なしでも利用できますか?
- A:いいえ、88PEAKSは完全予約制の貸切サウナとなっているため、事前予約が必須です。公式サイトから空き状況を確認してください。
- Q:山梨の貸切サウナ相場と比較して、利用料金はいくらですか?
- A:1名利用は11,000円〜ですが、4名以上のグループ利用なら1人あたり5,500円(税込)となり、山梨の貸切サウナの中でも非常に満足度の高い価格設定です。
- Q:冬場でもサウナや水風呂は利用できますか?
- A:はい、利用可能です。冬場は雪ダイブなど、標高1,144mならではの極寒環境を活かしたアウトドアサウナを楽しめます。
- Q:必要な持ち物はありますか?
- A:水着の着用が必須ですので、必ず持参してください。タオルやガウンは完備されているため、手ぶら感覚で訪れることができます。
9. まとめ:通い続けた私が、今ここで伝えたいこと
2023年に初めてこの場所を訪れてから、私のサウナライフは劇的に変わりました。それまで「ととのう」という言葉をどこか感覚的に使っていた私は、88PEAKSで初めて「身体と心、そして自然が一つに溶け合う」という真の意味を知ったのです。
薪が爆ぜる音に意識を集中させ、特注ストーブから届く優しい熱気を浴びる。八ヶ岳の天然水に抱かれ、清里の風に吹かれて空を見上げる。そのプロセスを何度も繰り返す中で、日常のストレスや仕事のプレッシャーは、八ヶ岳の霧のようにいつの間にか消え去っていきました。
「キャンプとサウナと車中泊旅」。このブログのテーマそのものを、最も高い次元で体現している場所、それが88PEAKSです。単なる観光スポットとしてではなく、自分自身のコンディションを整えるための「帰る場所」として。この記事が、あなたにとっての新しい聖地を見つけるきっかけになれば、これ以上の喜びはありません。
さあ、次の休みは山梨へ。八ヶ岳の麓で、あなただけの「日本一のととのい」を見つけてください。
88PEAKS(エイトピークス)
八ヶ岳の麓、標高1,144mに位置する完全貸切のプライベートサウナ。
四季折々の自然と、究極のととのい体験があなたを待っています。
〒407-0301 山梨県北杜市高根町清里3545-1616
執筆:もっさん(サウナとキャンプと車中泊旅 管理人)

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