千葉県いすみ市の田園風景の中に、サウナ好きなら一度は訪れてほしいキャンプ場がある。
「NANSO CAMP(南総キャンプ)」。貸切で楽しめるアウトドアサウナと露天風呂を備えた、サウナーキャンパー垂涎の施設。
今回はキャンプ泊の翌朝、貸切のバレルサウナを2名で利用してきた。キャンプ後の朝に入るサウナがとんでもなく最高だったので、施設の魅力をたっぷりレポートしていく。
サウナ目的での日帰り利用も可能なので、千葉エリアでアウトドアサウナを探している人にもぜひ参考にしてほしい。
NANSO CAMPの基本情報・アクセス

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | NANSO CAMP(露天風呂とサウナ) |
| 住所 | 千葉県いすみ市引田118 |
| 電話番号 | 080-6781-1024 |
| チェックイン | 13:00〜16:00 |
| チェックアウト | 12:00(手続き不要) |
| 駐車場 | 20台程度(1サイトにつき2台まで) |
| ペット | 同伴可(ワンちゃん専用サイトあり) |
| 公式サイト | https://nansocamp.com/ |
アクセス方法
車の場合
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「市原鶴舞IC」から約30分。都心からも比較的アクセスしやすく、土曜の朝に出発しても十分日中のうちに到着できる距離感。
電車の場合
いすみ鉄道「国吉駅」から徒歩約20分、または外房線「茂原駅」からいすみ市シャトルバス(大人500円)も利用可能(最寄りバス停から徒歩あり)。電車派でも訪れやすい立地。
NANSO CAMPはどんな施設?

NANSO CAMPは、貸切露天風呂とアウトドアサウナを備えたキャンプ場。千葉県いすみ市の引田エリアに位置し、田園風景に囲まれたのどかなロケーションが魅力。
ソロキャンパーから家族連れ、ワンちゃん同伴のキャンパーまで、幅広いスタイルに対応する小さめのキャンプ場で、サウナと露天風呂はキャンプ宿泊者だけでなく日帰りでも利用可能という懐の深さもポイント。
サウナと露天風呂は完全予約制の貸切利用。誰にも気を遣わず、自分たちのペースでととのえる。これは想像以上に贅沢な体験だった。
施設のコンセプトは「のんびり」「貸切」「自然と一体になる」。喧騒から離れ、静かな田園の中で五感をリセットしたい人にぴったりの場所だと思う。
キャンプサイトの種類と料金

NANSO CAMPには複数のキャンプサイトが用意されており、スタイルに合わせて選べる。
| サイトの種類 | 特徴 |
|---|---|
| はらっぱサイト | 芝生のフリーサイト。開放感重視の人向け |
| 砕石サイト | 水はけが良く雨天時も安心 |
| ウッドデッキサイト | 地面を気にせず設営できる |
| 手ぶらでキャンプサイト | 道具一式レンタル付きで初心者向け |
| ワンちゃん専用サイト | 愛犬と一緒に泊まれる |
| コンテナハウスサイト | 雨でも快適なコンテナ宿泊 |
料金は1人3,000円〜(平日)、3,500円〜(土日祝)が目安(プランやサイトによって変動あり)。最新の料金体系は公式サイトや「なっぷ」での予約ページを確認してほしい。
サイト数自体は多くないので、週末は早めの予約が安心。逆に言えば混雑感のないこぢんまりした規模が、この施設の心地よさにつながっていると思う。
初心者にも優しい設備
水場は3ヵ所ありお湯も出るし、トイレはウォシュレット付き。売店では薪、ガスボンベ、新鮮野菜、ソフトクリームまで揃う。キャンプ初心者でも困らない設備が整っているのはありがたい。
周辺にはセブンイレブンやスーパーランドが徒歩4〜5分の距離にあり、買い忘れがあっても気軽に立ち寄れる。100円ショップやホームセンター、薬局、居酒屋も近隣にそろう立地は、キャンプ場としては相当に便利な部類だろう。
アウトドアサウナを徹底レビュー — 2つの貸切スペースから選べる
ここからは今回のメインテーマ、NANSO CAMPのアウトドアサウナについてレポートしていく。
NANSO CAMPにはサウナを楽しめる貸切スペースが2つ用意されている。
- スペースA:バレルサウナのみ(2名利用がメインの小さめのスペース)
- スペースB:BOXサウナ+バレルサウナ(最大7名まで入れる広めのスペース)
人数や好みに合わせて選べるのが嬉しい。今回は2名訪問だったので、スペースAのバレルサウナを貸切で利用した。
利用枠と料金
サウナは事前予約制の2時間貸切。料金はプランによって異なるが、今回利用したスペースAのバレルサウナは2名で6,000円(120分)だった。
訪問は4月中旬の日曜日、9〜11時の枠。男女混合で利用できるので、カップルや友達同士、夫婦での利用にもぴったり。
人数の多いグループならスペースB(BOXサウナ+バレルサウナ)の方が向いている。最大7名まで入れるので、4〜6名程度のグループキャンプでサウナを楽しみたいときにも対応してくれる。
バレルサウナ — IRORI製ストーブの本格仕様

スペースAのバレルサウナは、木の質感が美しい本格派。樽型のフォルムは見ているだけでテンションが上がる。
扉を開けて中に入ると、木の香りに包まれた小さな空間が広がっていた。

内部にはサウナ業界でも評価の高いIRORI製のストーブが鎮座。サウナストーンがしっかり積まれていて、見るからに本格仕様。
ストーブ横にはロウリュ用の水とアロマも用意されていて、セルフロウリュが自由に楽しめる。これがまた格別の体験。
サウナ室の温度は96度超え。公式の温度表記は90度前後となっているが、実際にロウリュをすると体感温度は一気に跳ね上がる。
二人用の小さめのバレルサウナだが、小さいからこそロウリュした際の熱気がストレートに身体を包む。広いサウナでは味わえない、密度の高い熱気の浴び方ができるのが醍醐味。
砂時計で時間を見ながら、好みのタイミングでロウリュを重ねていく。アロマが香り、木の温もりに包まれて汗が噴き出していく感覚は、まさにアウトドアサウナの真骨頂だと思う。
水風呂 — 簡易浴槽だけど16度のキレのある冷たさ

サウナ横には簡易浴槽タイプの水風呂が設置されている。樽型の黒い浴槽で、足を伸ばして入れるサイズ感。
水温はこの時期(4月中旬)で16度前後と感じた。シングルではないが、火照った身体をしっかり鎮めてくれるキレのある冷たさ。サウナとの温度差で、自律神経が一気に切り替わるあの感覚を確実に味わえる。
立派な水風呂施設ではないが、シンプルゆえに自然との一体感が際立つのがアウトドアならではの良さ。
休憩スペース — コールマンのキャンピングチェアでととのう
サウナ前はウッドデッキ仕様の休憩スペースになっていて、ここにコールマンのキャンピングチェアが設置されている。
正直、キャンピングチェアでの外気浴は今回が初めてだった。インフィニティチェアやアディロンダックチェアは経験があったが、キャンピングチェアは想像以上に体を預けられて、意外なほど深いととのいに導いてくれた。
風の通りが良く、のどかで穏やかな環境の中、目を閉じると田園の空気と鳥のさえずりが身体を包んでいく。かなりととのったと素直に書きたくなる、上質な外気浴体験。
特に印象的だったのが、キャンプ泊の翌朝に入るサウナ。前夜のキャンプで適度に身体を動かし、自然の中で一晩過ごした後の身体に、朝のサウナがじんわり染み込んでいく。このシチュエーションはNANSO CAMPでしか味わえない極上体験だと言い切れる。
もうひとつの選択肢 — BOXサウナ+バレルサウナのスペースB

参考までに、もうひとつのスペースBの様子も紹介しておく。
こちらはBOXサウナとバレルサウナの2機が併設されている広めのスペース。最大7名まで入れる大きめのBOXサウナがあるので、グループ利用や家族連れに最適。
ウッドデッキも広々としていて、休憩用のチェアやインフィニティチェアが複数並ぶ。中央にはつぼ湯タイプの浴槽もあり、温浴も楽しめる贅沢な構成。
人数が多めの場合や、サウナのバリエーションを複数楽しみたい人はこちらを選ぶといいだろう。
バレルサウナスペースの壺湯も気持ちいい

スペースAのバレルサウナエリアにも、緑色の壺湯が併設されている。サウナと水風呂の合間に、温かい湯にじっくり浸かれる小ぢんまりとした浴槽。
サウナと水風呂の往復だけでなく、こうした温浴も加えられるのがNANSO CAMPの強み。冷えすぎた身体を一度温めてから、再びサウナに入る楽しみ方もできる。
壺湯の縁に座って外気を感じながら過ごす時間は、サウナとはまた違ったリラックスを与えてくれる。
アメニティ・設備も充実 — キャンプ後の利用に最適
サウナ施設にはドライヤーやアメニティもしっかり完備されている。これが地味にありがたいポイント。
キャンプの朝、テント撤収前にさっとサウナを楽しんで、ドライヤーで髪を乾かしてそのまま帰路につける。キャンプ後の身体のリセットとして使うのにちょうどいい設計になっている。
タオルや基本的なアメニティが揃っているので、サウナ単体の日帰り利用でも手ぶらに近い感覚で訪れられるのも嬉しい。
カフェ・売店も見逃せない

NANSO CAMPの売店には、キャンプ場とは思えないクオリティのカフェメニューがある。
写真は人気メニューの「アフォガート」。冷たいソフトクリームに温かいエスプレッソを合わせる定番デザートで、サウナ後の火照った身体に染み渡るうまさ。
カフェメニューにはワッフルコーン、ブラッククリスピーソフト、アフォガート、コーヒーフロート、ホットココアなどがラインナップ。サウナ後のクールダウン用にソフトクリームという選択は最高すぎる。
カフェ営業時間は11:00〜17:00(土日祝のみ営業、平日定休)。日中の休憩タイムにぜひ立ち寄ってほしい。
NANSO CAMPで過ごす一日のおすすめモデルプラン
参考までに、キャンプ泊+サウナを組み合わせたおすすめの過ごし方を提案しておく。
1日目(チェックイン日)
- 13:00 チェックイン、サイト設営
- 15:00 売店で薪や食材を補充、近隣のスーパーへ買い出し
- 17:00 焚き火準備、夕食
- 19:00 焚き火を囲んでの夜時間
- 22:00 焚き火終了、就寝
2日目(チェックアウト日)
- 7:00 起床、朝食
- 9:00 サウナ(120分の貸切枠)
- 11:00 ととのいタイム、コーヒー
- 12:00 チェックアウト
朝のサウナ枠を予約しておくのが個人的にはおすすめ。前夜のキャンプで蓄積した疲れと心地よい眠気を、サウナでスッキリ流してから帰路につけるのは最高の体験になる。
こんな人におすすめ
NANSO CAMPは、特にこんな人にハマる施設だと思う。
- サウナ好きキャンパー:キャンプとサウナを一度に楽しみたい欲張りな人
- カップル・夫婦:男女混合で貸切利用できるので気兼ねなく
- ソロキャンパー:規模感がちょうどよく、静かに過ごしたい人向け
- ワンちゃん連れキャンパー:専用サイトあり、ペットと一緒に旅行したい人
- キャンプ初心者:手ぶらキャンプサイトやコンテナハウスもあり安心
- サウナ目的の日帰り利用:千葉エリアでアウトドアサウナを探している人
よくある質問(FAQ)
Q. NANSO CAMPのサウナは予約制?
A. はい、完全予約制の貸切利用です。事前に電話または公式サイトから予約してください。当日の飛び込み利用はできない場合があるので注意。
Q. サウナだけの日帰り利用はできる?
A. はい、キャンプ宿泊なしのサウナ単体利用も可能です。千葉エリアでアウトドアサウナを楽しみたい日帰り利用者にもおすすめ。
Q. サウナの料金はいくら?
A. プランやスペース、人数によって変動します。今回利用したスペースA(バレルサウナのみ)は2名で6,000円・120分でした。最新料金は公式サイトまたは電話で確認してほしい。
Q. 何人まで入れる?
A. スペースA(バレルサウナ)は2〜3名程度、スペースB(BOXサウナ+バレルサウナ)は最大7名まで利用可能です。
Q. ロウリュはできる?
A. セルフロウリュが可能です。アロマも用意されているので、好みのタイミングで楽しめる。
Q. ペットは同伴できる?
A. キャンプ場にはワンちゃん専用サイトが用意されており、犬同伴可能です。サウナエリアへのペット同伴については事前に確認してください。
Q. 焚き火のルールは?
A. 直火は禁止で、焚き火シートの使用が必須。22時以降は焚き火終了、風の強い日は焚き火そのものが禁止になります。花火は利用可能(細則は公式の案内に従ってください)。
Q. 周辺にコンビニやスーパーはある?
A. セブンイレブンとスーパーランドが徒歩4〜5分の距離にあります。買い忘れがあっても気軽に立ち寄れる距離感。
Q. アクセスは?
A. 車なら圏央道「市原鶴舞IC」から約30分。電車ならいすみ鉄道「国吉駅」から徒歩約20分、または外房線「茂原駅」からいすみ市シャトルバスで来られます。
まとめ — NANSO CAMPは「キャンプ+サウナ」の理想型
NANSO CAMPは、千葉いすみ市の田園風景の中で貸切のアウトドアサウナとキャンプを同時に楽しめる、サウナーキャンパーにとっての理想形と言える施設。
ここがすごい!おすすめポイント
- 2つの貸切サウナスペースから人数・スタイルに合わせて選べる
- IRORI製ストーブ搭載のバレルサウナでセルフロウリュが楽しめる
- 水風呂・壺湯・ウッドデッキ休憩と一通りの設備が揃う
- キャンピングチェアでの外気浴という新鮮な体験
- キャンプ後の朝サウナという最高のシチュエーション
- ドライヤー・アメニティ完備でキャンプ後の身支度もスムーズ
- サウナ単体の日帰り利用も可能
- ペット同伴可、初心者向けプランもあり間口が広い
特に印象に残ったのは、キャンプ泊の翌朝に入るサウナ。自然の中で一晩過ごした身体に、朝のサウナがじんわり浸透していく感覚は、ホテルや日帰り施設では絶対に味わえない極上の体験だった。
千葉エリアで「キャンプとサウナを一緒に楽しみたい」と思っている人には、NANSO CAMPは間違いなく候補のトップに入る施設。サウナ好きな仲間と、ぜひ一度訪れてほしい。


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