Firewoods county(古河)レビュー|ネーブルパーク森の貸切バレルサウナ

Firewoods county(茨城・古河)森の貸切バレルサウナ レビュー アウトドアサウナ

茨城県古河市、ネーブルパークの森の奥に、2025年5月オープンの貸切サウナがある。その名も「Firewoods county(ファイヤーウッズカウンティ)」。木漏れ日の射す雑木林に、バレルサウナ・木桶の水風呂・タープを張ったウッドデッキが一組ずつ。まるごと貸し切って、森の時間を独り占めできる。

300施設以上を巡ってきたなかでも、「公園の中にこれだけ本格的な貸切サウナがある」というのは、なかなか他に無いと思う。実際に訪れて設備の質の高さに驚いたので、写真たっぷりでレポートする。

Firewoods county バレルサウナ入口のサインと森の小道
森の小道の先にサウナ棟。「BARREL SAUNA」の看板が目印

Firewoods countyとは|古河・ネーブルパークの森の貸切サウナ

Firewoods countyは、茨城県古河市の市民公園「ネーブルパーク」内にある、完全貸切・予約制のアウトドアサウナ。水着を着て男女一緒に楽しめて、森の中のバレルサウナ・水風呂・外気浴をまるごと独占できる。受付・着替え・大浴場は、隣接する宿泊施設「平成館」を使う仕組みだ。

キャンプ場やログハウス、バーベキュー場も備えたネーブルパークの一角にあり、園内の宿泊施設を使えば割引もある。都心からも圏央道「境古河IC」から車で約15分と、意外にアクセスは良い。

ネーブルパーク平成館の中庭と和風建築
受付と大浴場を兼ねる「平成館」。和の風情ある佇まい

受付からサウナまで|平成館で着替えて、森を歩く

流れはシンプル。まず平成館でチェックインと支払いを済ませ、浴場の脱衣所で水着に着替える。サウナポンチョ(レンタル500円)を羽織ったら、脱衣所から2分ほど森の小道を歩いてサウナエリアへ向かう。

この「森を歩いてサウナに向かう」時間が、もう気持ちいい。頭上は青々とした木々、足元は飛び石。一歩ごとに日常から切り離されていく感覚がある。サウナエリアに給水設備は無いので、飲み物は持参しておきたい。

バレルサウナ|対流式ストーンの95℃、ムラの無いアツアツ

主役はバレルサウナ。対流式の電気ストーブにサウナストーンを載せたタイプで、室温は約95℃。丸い樽型の天井に沿って熱と蒸気がきれいに回り、体感はしっかりアツアツ。かなり質の良いバレルで、熱さにムラが無いのが印象的だった。

バレルサウナの扉とBURROWの灯り
樽型の扉に「BURROW」の灯り。中には砂時計と時計も備わる

中は向かい合わせの1段ベンチで、左右で座面の高さが少し違う。6人ほど入れる広さがあり、寝転んで蒸されることもできる。サウナマットは常設の厚手の布タイプで、肌当たりが良い。

バレルサウナ室内の対流式ストーブとサウナストーン
対流式ストーブにストーンを載せた本格仕様。向かい合わせのベンチが心地いい

ロウリュはセルフで楽しめる。室内に水の入ったポンプ式スプレーが置いてあり、ストーンに吹きかければ蒸気が立ちのぼる(5分に1回までが目安)。バレルは6人用と4人用の2種類があり、予約時に選べる。木陰を求めるなら4人用、という声もあった。

バレルサウナ室内の向かい合わせベンチ
新しい木の香りに包まれる室内。小窓から森の緑が覗く

水風呂|木桶に注ぐ外気温の水、暑い日は板氷で

水風呂は、木桶にたっぷり張られた水道水タイプ。チラーは無く、水温はその日の外気温に左右される。訪問時は26℃くらいで、季節によって一桁〜20℃台まで変わる。ゆったり2人は入れる広さで、水深は60〜80cmほど。

バレルサウナと木桶の水風呂
木桶の水風呂。手桶で掛け水もできる

夏場などぬるく感じる日は、オプションの板氷(一貫目・約3.75kgで700円)を投入して一気に締められる。この「自分で温度をつくる」感覚も、貸切サウナならでは。ととのいの質を自分でチューニングできるのがいい。

外気浴|タープ付きデッキで、雨でもととのう

外気浴スペースは、ウッドデッキにタープを張った半屋根の空間。雨の日でも濡れずに外気浴ができる。椅子は質の良いインフィニティチェアで、フルフラットまで倒せる。森の空気と鳥の声に包まれて、深くととのえる。

タープ下のウッドデッキとバレルサウナ・インフィニティチェア
タープ付きデッキ。インフィニティチェアでフルフラットに寝転べる
森の中の貸切サウナデッキ
雨の日でもタープが守ってくれる。森と一体の外気浴

周りは公園なので、時間帯によってはバーベキューや子どもたちの賑わいも聞こえてくる。それも含めて「公園の中のサウナ」らしい、のどかな風景だと思う。

ソイルサウナも|もう一つの貸切サウナ

Firewoods countyには、バレルサウナのほかに「ソイルサウナ」と名づけられた貸切棟(1・2の2室)もある。今回はバレルサウナを利用したので詳しいレポートは次の機会に譲るが、気分や人数で選べる選択肢があるのは嬉しい。

Firewoods county ソイルサウナの個室棟
「SOIL SAUNA」の個室棟(1・2)。バレルとは別の貸切サウナ

大浴場も使える|平成館の浴場で、サ後の仕上げ

サウナのあとは、受付を兼ねる平成館の大浴場が無料で使える(サウナ利用者特典)。屋外でさんざん整えたあと、室内の湯船でゆっくり温まって締められるのは贅沢。ドライヤーなどは浴場の設備を利用する形になる。

正直な感想|音の響きだけ、知っておきたい

設備の質はどれも高く、2時間でこの内容ならコスパはかなり良いと感じた。一方で、正直に書いておきたい点もある。

サウナエリアは迷彩ネットやすだれ的な仕切りで隣と区切られているだけなので、隣の話し声は響きやすい。訪問時は隣が賑やかなグループで、少し声が気になった。完全な静寂を求めるなら、人の少なそうな平日や時間帯を狙うのが良さそう。利用者みんなが気持ちよく過ごせるよう、声のボリュームはお互いに意識したいところ。受付で一言アナウンスがあると、さらに安心して過ごせるかもしれない。

料金・営業時間・アクセス

項目 内容
施設名 Firewoods county(サンワ設計ネーブルパーク)
住所 茨城県古河市駒羽根620(受付は「ネーブルパーク平成館」)
電話(受付) 0280-92-7300(8:30〜17:00)
営業時間 3部制/1部 10:30〜12:30・2部 13:30〜15:30・3部 17:00〜19:00(月・金は3部のみ/臨時休館あり)
料金 2名まで 市内6,000円・市外6,600円/3名目から 市内+3,000円・市外+3,300円(6人用・4人用とも同額・2時間制)
サウナ バレルサウナ(対流式・電気ストーン・約95℃・6人用/4人用・ポンプ式スプレーでセルフロウリュ可)+ソイルサウナ(2室)
水風呂 木桶・約22℃前後(外気温により変動・水深60〜80cm・2名)/板氷オプション700円
外気浴 タープ付きウッドデッキ・インフィニティチェア(フルフラット可)
大浴場 平成館の浴場(サウナ利用者は無料)
レンタル サウナポンチョ500円/フェイス・バスタオル・館内着(有料)
予約 完全予約制(ネット予約サイト「なっぷ」)
アクセス 圏央道「境古河IC」・「五霞IC」から各約15分(カーナビは「ネーブルパーク平成館」)。駐車場あり
その他 水着着用・男女共用/2025年5月オープン/園内宿泊施設の利用で割引あり
公式サイト fire-woods-county.daytona-park.com
公式Instagram @navel_park

最新の料金・営業状況・予約枠は公式サイトとなっぷで確認してほしい。静かに過ごしたいなら、混み合いにくい平日や時間帯を狙うのがおすすめ。

よくある質問(FAQ)

Q. Firewoods countyはどんなサウナ?

A. 茨城・古河のネーブルパーク内にある、完全貸切・予約制のアウトドアサウナ。森の中のバレルサウナ、木桶の水風呂、タープ付きデッキの外気浴を、水着を着て男女一緒に楽しめる。

Q. 料金はいくら?

A. 2名まで市内6,000円・市外6,600円、3名目から市内+3,000円・市外+3,300円。6人用・4人用とも同額で、2時間制になっている。

Q. サウナの温度やロウリュは?

A. バレルサウナは対流式ストーンで約95℃。室内に置かれたポンプ式スプレーでセルフロウリュができる(5分に1回が目安)。

Q. 水風呂は冷たい?

A. チラーが無く外気温に左右されるタイプで、訪問時は26℃ほど。ぬるく感じる日は板氷(約3.75kg・700円)を追加して、キリッと締められる。

Q. 予約方法と大浴場は?

A. 予約はネット予約サイト「なっぷ」から。受付は平成館で、サウナ利用者は平成館の大浴場を無料で使える。

まとめ|森をまるごと貸し切る、質の高いバレルサウナ

Firewoods countyは、公園の森をまるごと使った、質の高い貸切バレルサウナ。95℃のムラの無いバレル、自分で温度をつくる水風呂、タープ付きで雨でも安心の外気浴——どれも丁寧に整えられていて、2時間6,600円のコスパは文句なし。

隣の音が響きやすい点だけは環境的な弱点だが、それを差し引いても満足度は高い。古河まで足を延ばすなら、ぜひ森のサウナで深くととのってほしい。

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